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犬が家具を壊してしまう!対策5選

愛玩動物飼養管理士
國澤莉沙
[記事公開日]  [最終更新日]
愛犬との暮らしは楽しいものですが、やんちゃな子犬時代やアダルト期は特に家具などを壊されやすい時期でもあります。
ボロボロになった壁紙や噛まれたテーブルの足を見ると、思わずため息が出てしまいます。

愛犬が家具を壊してしまうときに行いたい対策を紹介します。
[ 目次 ]
犬が家具を壊してしまう!対策5選

犬はなぜ家具を壊してしまうのか?

飼い主さんに怒られるのが目に見えているのに、なぜテーブルの足を噛んだり、畳を掘り返してボロボロにしたりしてしまうのか、疑問に感じる方もいますよね。

愛犬が家具を破壊してしまうのには、さまざまな理由がありますが1番多いのはストレスや運動不足による気晴らしのためです。
犬は運動能力が高く、定期的な散歩が欠かせません。

丈夫な身体を維持するためにも、散歩は必要不可欠であり飼い主さんとのコミュニケーションの機会でもあります。
外に出て他の犬の情報収集したり、天候などの刺激を受けることはストレス解消にも効果があります。

そんな散歩が不十分だったり、お留守番の時間が長いと寂しさなどからストレスが溜まり家具を破壊してしまう行動に出ることがあります。

子犬時期は成長過程で、歯が痒くどうにかしたくて家具をガシガシ噛んでしまうというケースもあります。
さらには、イタズラや遊びとして家具を壊してしまうこともあります。

ポイントは愛犬の様子を日常的によく観察するようにして、ストレスを溜めないで快適な生活を送れるように飼育環境を整えてあげましょう。

さらには飼育スペースにはなるべく、壊されて困る家具や誤飲の可能性がある小さなものは取り除くようにします。
対策をしっかりとすることで、家具をボロボロにされることを防ぐことができますよ。
具体的な対策について紹介します。

犬が家具を壊してしまう!対策5選

犬が家具を壊してしまう時の対策5選

愛犬の破壊行動から家具を守るためにしたい、対策について紹介します。
飼い主さんと愛犬が快適な生活を送るために参考にしてみてください。

①家具の周りを保護する

傷ついたり、破壊されるのが困る家具には保護シートやクッション材をつけるようにします。
ペットショップには、ペット用の保護シートが販売されていますので、テーブルの足やソファーにカバーをつけてボロボロにならないようにするのが良いでしょう。

カバーやシートは消耗品ですので、定期的に交換するようにします。
ツルツル滑る素材や衝撃を緩和する柔らかいクッション材を使用する際には、愛犬の誤飲や転倒に注意しましょう。

②しつけによるコントロール

飼い主さんと愛犬が良好な関係を築くためには、しつけにより飼い主さんがリーダーとして一貫性のある態度で生活することが大切ですが、愛犬が飼い主さんの制止で家具への破壊行動をコントロールできるようになるのが、理想的です。

しつけは犬が人の社会で生きていくために必須であり、良し悪しを教えるのは飼い主の責任でもあります。
触ってほしくないものや、ダメな場所をあらかじめ教えておくことでリスクを減らすことができますよ。

③飼育スペースの整理整頓

飼育スペースは愛犬のプライベート空間であり、ストレスを溜めないためにもこまめに掃除して整理整頓しておくと良いでしょう。

同様に愛犬に触って欲しくないものや危険なものは飼育スペースから取り除くようにして、整理整頓を心がけておくと家具を破壊される頻度も減ります。

家の構造によっては、愛犬の生活スペースに全く家具を置かないことは難しいかもしれませんがなるべく壊されて困るものは置かないようにするのが、ベストです。

④しつけスプレーを使用する

スプレーすることにより、愛犬が家具を噛んだときに苦味を感じるしつけスプレーが販売されています。
そのようなアイテムを上手に活用して、家具を破壊されないように対策することも有効です。

注意点としては、家具の素材によってはスプレーにより変色したりする危険があります。
説明書をよく読んでから使用するようにしましょう。

もう一点、愛犬によっては苦味を感じずに効果がない可能性もあります。
しつけスプレーの効き目には個人差があるため、愛犬の様子を見ながら使用してくださいね。

⑤愛犬専用の飼育スペースをつくる

極力飼育スペースには、家具は置かないことがおすすめと紹介しましたが、飼育スペースと家族の居住区を仕切ることも家具を壊されない対策としておすすめです。

愛犬かま入らないように仕切りを設けたり、ドッグゲートを活用するのかまだ良いでしょう。
飼育スペースは少し広めに設定してあげると、ストレスフリーで遊ぶことができます。
飼い主さんも愛犬も気持ちよく過ごすことのできる環境を整備しましょう。

まとめ

愛犬が家具をボロボロにしないようにする対策を5選紹介しました。
年齢や性格によっては多少の破壊も覚悟して、一緒に生活することがまだポイントです。

壊されて困るものは避けておき、愛犬の安全を確保した飼育環境を作りましょう。
また、破壊行動の原因になるストレスを溜めないように適度な運動とコミュニケーションを取り入れてあげましょう。

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