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ドッグフードには総合栄養食と一般食があるけど違いは?

ドッグヘルスアドバイザー
緒方結衣子
[記事公開日] 2021-06-08 [最終更新日] 2021-06-08
ドッグフードには総合栄養食と一般食があり、その違いが栄養価であることはあまり知られていません。
総合栄養食と一般食の違いを解説します。
[ 目次 ]
ドッグフードには総合栄養食と一般食があるけど違いは?
ドッグフードには多くの種類があります。
パッケージや缶、レトルトパウチのデザインも美味しそうに仕上げていて、どれを愛犬に食べさせれば喜ぶか、迷ってしまうところですね。
ここでチェックしておきたいのが、ドッグフードには大きく分けて『総合栄養食』と『一般食』という種類があるという点です。
これはパッケージに明記されています。
犬に食べさせるために売られているのだから、どちらでも変わらないのでは?とあまり見ない人も多いでしょう。
実は総合栄養食と一般食は違う目的で作られていて、犬に与えるときにも使い分けることが望ましいのです。
総合栄養食と一般食の違いを説明させていただきます。

ドッグフードには目的別に総合栄養食と一般食など分類がある

ドッグフードを選ぶときにパッケージのどこを主に見るでしょうか。
謳い文句として、どのような原材料が使われているか、有効成分に何が入っているか、そういったものが大きく書かれていますね。
ドッグフードの分類はあまり大きな文字で書かれていないので、そういった分類があることを知らない人も少なくはありません。
細かく分けると
・総合栄養食
・間食
・療法食
・その他の目的食
となり、一般食は四番目の、その他の目的食になります。
間食は食事として食べるものではありませんし、療法食は疾患がある犬に与えるものなので、健康に問題がない子犬から老犬を対象に与えるドッグフードを与える場合、総合栄養食と一般食から選ぶことになります。
この違いを次に説明します。

ドッグフードには総合栄養食と一般食があるけど違いは?

ドッグフードの総合栄養食とは何を基準にしている?

まずは総合栄養食とは何かに触れます。
総合栄養食は、犬に必要な栄養をほぼ全部含んでいると考えていいドッグフードです。
例として、バランスの良い一汁三菜を与えるようなものと考えてください。
総合栄養食を与えることで、あとは新鮮な水をいつも用意しておくと、犬の食生活として安心ということです。
これはメーカーが自社の判断で決めて表示していいものではありません。
犬の健康維持を目的として主要な食事として相応しいかどうか、ペットフード公正取引協議会が基準を定めた試験結果によって総合栄養食になるかどうか、決定されます。
犬の成長過程で必要とされる栄養が含まれているか、健康を維持できる成分が入っているか、この基準に達していないと総合栄養食と表示できません。
総合栄養食の多くはドライフードとして製造販売されていますが、メーカーによりウェットフードとしても出ています。
ドライフードを好まない、病気で食欲が落ちている、高齢でドライフードの咀嚼や嚥下が難しくなった犬には、ウェットタイプの総合栄養食を選んで与えるのもいいでしょう。

ドッグフードには総合栄養食と一般食があるけど違いは?

ドッグフードの一般食とはどんなもの?

一般食は栄養成分の値や量としては、そのフード単体で与えるには犬の成長を促し健康を維持するには不足しています。
総合栄養食の補助として与える立ち位置にあるのが、一般食です。
総合栄養食はすべての栄養素を網羅しているといってもいい内容で、それだけを与えていて大丈夫なフードが多いのですが、栄養価にはフードごとに差があります。
うちの犬には、こんな原材料やこんな成分を少し足したいかも…と思うこともありますね。
総合栄養食であるドライフードに、トッピングをするような感覚で食べさせるのが一般食といえます。
缶やレトルトで売られているものが多いので、それを犬に与えれば一食分の栄養としては充分と思ってしまいがちですね。パッケージが大きめな総合栄養食のドライフードより安価で買い求めやすいこともあり、一般食を常食にしている人も多いかもしれません。
また製品の特徴もあり、味つけや匂いにより、愛犬が特定の一般食を好んで食いつきがいいため、特に一般食と意識せずに買い続けている人もいるでしょう。
多くの栄養素を含んだ総合栄養食のドッグフードに対し、一般食は嗜好や食べやすさを優先したドッグフードといえます。
つまり、主食主菜ではなく、その補助的な副菜、軽いおかずとしての位置にあるのが一般食のドッグフードなのです。

ドッグフードには総合栄養食と一般食があるけど違いは?

総合栄養食と一般食をどう使い分けて与えるか

選んだ総合栄養食のドライフードに足りないと感じる成分を補いたいときに、サプリではなくフードで与えたいと考える場合、一般食にそれが含まれていたら、総合栄養食に混ぜる形で与えてみましょう。
オールステージと呼ばれ、全年齢に与えることができるような製品が多い総合栄養食のドライフードも、年齢とともに咀嚼が苦手になる犬もいて、食べづらくなる場合もあるため、うまく栄養を摂取できなくなることがあります。
そうなると、どうしても総合栄養食であるドライフードだけを与えるべきだとこだわるのも、愛犬の健康を妨げることになりますね。
総合栄養食のドライフードを基本として、それをぬるま湯でふやかし、食いつきをよくするために柔らかいウェットフードをトッピングするか、混ぜ込むかして与えようにしましょう。一般食に多いウェットフードですが、食べるほうを優先するべきですから、一般食を上手に足すことで、犬が食べ続けるよう工夫するほうがいいですね。
また総合栄養食でありながらウェットフードでもある製品も増えています。
一般食よりやはり総合栄養食を与えたいと考える場合には、好みの味ウェットフードしか口にできなくなる年齢や、食欲が落ちる時期には、そういった製品を上手に利用しましょう。
総合栄養食と一般食の違いは、必要な栄養成分が含まれているかという違いにあります。
成長期の子犬や、活動期の成犬には、特に必要な栄養素があるので、総合栄養食を基本として、犬が好む一般食をトッピングするなど、喜んで食べるようにするのがいいですね。

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