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猫の6つのストレスサインと解消法

愛玩動物飼養管理士
根本ももこ
[記事公開日]  [最終更新日]
今まで問題がなかったのに、大きな声で鳴く、布や段ボールを食べる、トイレで排泄することができなくなったなど、愛猫の問題行動で悩んでいませんか?

しつけができていないのかなと考えてしまいますが、これらの行動は猫のストレスが原因かもしれません。
[ 目次 ]
猫の6つのストレスサインと解消法
猫はいつものんびりと寝たり食べたり、楽しく遊んでストレスがなくて気楽でいいなと思うかもしれませんが、なんと猫もストレスを抱えてしまうことがあります。

猫はマイペースなところがあるので、自分以外の動物や子どもの予測不能な行動、引っ越しや知り合いの家に預けられるなどの環境の変化には弱く、猫にとってストレスに感じる可能性があります。

猫のストレスを放置してしまうと、ごはんを食べなくなったり、排泄がトイレでできない、よく鳴くようになるなど、問題行動を起こしてしまうこともあるので、ストレスのサインを見逃さないように注意して対策を行っていきましょう。

猫がストレスを感じる原因とは?

①来客

怖がりな性格や人見知りをする猫は、知らない人が家に来て、なでられたり抱っこをされると緊張してしまいストレスになることがあります。

初めて会う人には、いきなり抱っこをしてもらうのではなく、猫が慣れるまではかまわずに見守ってもらいましょう。

②ほかのペット

猫同士にも相性があるため、一緒に住んでいても気が合わず、ケンカになってしまうこともあります。

また、新しく子犬や子猫が一家に仲間入りして、積極的に甘えて飛びついてくるときにも、激しい子犬や子猫の動きにストレスを感じることもあります。

③子ども

子どもは突然走り出したり、追いかけてきたり、猫にとっては予測不能な動きをすることが多いです。

力の加減ができずに、子どもはなでているつもりでも、猫にとっては強いと感じてしまうこともあるため、ビックリして警戒する対象になってしまいます。

④動物病院

どのペットにとっても動物病院は、知らない人に身体を触られて、時には注射をされる怖い場所ではないでしょうか。

猫も動物病院に行くと、ほかの動物の匂いもするため、緊張してしまいストレスになることがあります。

⑤引っ越し

飼い主さんや作業のスタッフの人がバタバタと家の中で引っ越し作業をしたり、引っ越し先までの移動や新しい家は環境がガラッと変わるので、慣れるまでは落ち着かないこともあります。

⑥部屋の模様替え

引っ越しと同じく、飼い主さんが家の中を動き回り、今までとは違う場所に家具が移動するといった環境の変化にストレスを感じることがあります。

⑦かまいすぎている

抱っこが好きではないのにいつまでも抱っこをされていたり、ゆっくりくつろぎたいときに、なでられたりブラッシングをされると、ストレスが溜まってしまいます。

就寝中や食事中は、猫にとって至福の時間でもあるので、そっと見守ってあげましょう。

猫の6つのストレスサインと解消法

猫の6つのストレスのサイン

①ごはんを食べなくなる

②トイレ以外で排泄をしてしまう

③大きな声で鳴く

④狭いところに隠れてしまう

⑤体を舐め続ける

⑥布や段ボールを食べる

いつも鳴かない猫が大きな声で鳴いたり、トイレで排泄ができていたのにできなくなってしまった、体をしきりに舐めるのはストレスが原因かもしれません。

急にいつもとは違う行動をするようになったときは、ストレスや病気が隠れている可能性があるので、行動の原因を探してみてください。

猫の6つのストレスサインと解消法

猫のストレスを軽減させる方法とは?

・模様替えは少しずつ行う

家の中でバタバタと人が動き回って、いつもの場所にあった家具が違う場所に移動する模様替えは猫にとってストレスになることがあります。

そのため、家具の配置を一気にガラッと変えてしまうのではなく、できるだけ少しずつ進めていきましょう。

・猫とは適度なスキンシップを取る

猫は甘えん坊なので、甘えたいときには飼い主さんにかまってほしいと思っていますが、自分の時間をゆっくりと過ごしたいときには、あまりしつこくされると怒ってしまいます。

嫌がっているのに、いつまでも抱っこを続けてしまったり、ブラッシングをしてしまうとストレスになってしまうので、猫とのスキンシップは猫のペースに合わせて、ほどほどに行ってください。

・引っ越しはキャリーに入れて、お風呂など静かな場所で過ごしてもらう

引っ越しは準備でバタバタしている状態から、移動して部屋の片付けをするまで、猫は落ち着くことができません。

引っ越しのときは大きな声で鳴いてしまうかもしれませんが、キャリーに入れて、お風呂などの静かな場所で過ごしてもらいましょう。

・トイレを清潔に保つ

猫はきれい好きなので、多頭飼いなどで汚れやすくなっていると、トイレで排泄しなくなってしまうので、まめにトイレを掃除しましょう。

トイレは猫の数+1を設置できると良いと言われているので、家を留守にするときは、注意してみてください。

猫の6つのストレスサインと解消法
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