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パピヨンはどんな犬種?特徴を紹介

愛玩動物飼養管理士
國澤莉沙
[記事公開日] 2022-06-06 [最終更新日] 2022-06-06
犬と暮らしたいと考えている方はどんな犬種が良いですか?
蝶のような耳の形が特徴的なパピヨンはどんな犬種か、特徴を紹介します。
[ 目次 ]
パピヨンはどんな犬種?特徴を紹介

パピヨンはどんな犬種?

小型犬というと、トイプードルやチワワをイメージされる方も多いかもしれません。
しかし、長い被毛や人に対してフレンドリーな点からパピヨンも家庭犬におすすめの犬種になります。

パピヨン(フランス語で蝶)は蝶が羽を開いたような耳の形が最大の特徴であり、フランス原産の愛玩犬です。
元々は垂れ耳が原種でしたが、さまざまな立ち耳の犬との掛け合わせにより、現在の形になりました。
パピヨンは個体差があり、垂れ耳の個体はファレーヌ(フランス語で蛾)とよばれ一定数います。


マリー・アントワネットなど、有名な貴族の中で親しまれていた愛玩犬であり、富の象徴でもありました。
当時は、ノミやダニが人に寄生しないようにする目的として飼育が始まり、宮殿内のネズミ鳥の役割を持つ作業犬の意味合いも兼ねていました。

小型犬に分類されるパピヨンは、オスで5キログラム前後、メスは3.5キロ前後に成長します。
カラーは、主にパーティーカラーかトライカラーの2種類に分類されており、ブラックタン、セーブル、レモン、レッドなどあります。

毛色の入り方は個体差があり、唯一無二の巡り合わせを楽しむことができるのも、魅力です。

被毛はシングルコートで、耳をはじめお腹や手足の毛は長く華美な見た目にが魅力です。

パピヨンの性格は?

長年愛玩犬として親しまれてきたパピヨンは、人に忠実で賢い個体が多く、無駄吠えなどの問題行動が少ない犬種でもあります。

個体差はありますが、人に対しても他の犬に対しても攻撃性はあまりないので、多頭飼育などにもおすすめです。
フレンドリーな性格で、抱っこやなでられることが好きな子が多いため、初めて犬を飼う方やお子様のいる家庭でも飼育しやすいです。

賢いパピヨンはしつけも入りやすく、飼い主さんがリーダーとしてメリハリをつけて接してあげれば、卒なくこなせる器用さがあります。

注意したいのは、その賢さゆえに信頼関係の構築に失敗すると飼い主さんに対して横柄な態度を取ったり、無駄吠えしやすい傾向が強くなる可能性があります。
前述では、無駄吠えしにくいと紹介しましたが犬種の特色として貴族の番犬として活躍していた側面があるため、吠えやすい環境になれば無駄吠えが増加する可能性もあります。

自己判断能力に長けているため、状況に応じてパピヨンは適応することが可能です。
幼少期からのしつけは必須であり、飼い主さんとの信頼関係をきちんと作ることができれば、頼れる良きパートナーになります。

パピヨンを飼育する時の注意点

パピヨンは華奢なイメージですが、丈夫で病気になりなくいと言われています。
しかし、被毛が長いためブラッシングを定期的に行わないと毛玉や皮膚炎といった皮膚トラブルを起こしやすいため、注意が必要です。

トリミング犬種ではないため、カットは必要ありませんが月に一度のシャンプーと最低でも2日おきにブラッシングすることが必要です。

また、シングルコートのパピヨンは他の犬種に比べて抜け毛が少ないとされていますが、長毛種であるためトイプードルなどに比べると抜け毛は多い傾向にあります。

また、パピヨンは丈夫な方ですが膝蓋骨脱臼しやすいことがあるので滑りやすいフローリングなどは滑り止めを置くなど転倒しないように対策をしましょう。

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿がなんらかの衝撃などでズレる疾患であり、歩行異常や痛み、関節の炎症や変形などの症状が見られます。
併せて関節炎も併発しやすいため、愛犬の関節が腫れていないか、普段と違う歩き方をしていないかなど日頃からチェックするようにしましょう。

また、パピヨンはシニア期になると白内障になりやすいことがあります。
白内障とは、すべての犬種で起こりやすい目の疾患ですが、主に老化により水晶体が白く濁り視力が低下する病気です。
物にぶつかる、何もない場所でつまずく、元気消失などの症状があり、瞳が白く濁っていると感じた場合には、白内障の可能性があります。

ポイントは日頃から遊びや散歩、ご飯などのお世話を通じてパピヨンの様子を観察するようにしましょう。
少しでも異常を感じた際には、動物病院の診察を受けるようにします。

さらには、シニア期に入ったパピヨンは定期的に健康診断を受けるようにして、健康チェックを習慣化するようにします。
飼い主さんとボール遊びなどをすることが大好きですので、遊びの中で身体に異常はないか、違和感を感じている様子があるかなどチェックするようにしましょう。

まてめ

蝶のように開いた耳が美しいパピヨンは、利発で賢く、攻撃性も少ないため飼いやすい犬種です。
小型犬特有の警戒心の強さは比較的少なく、初めての人にも懐きやすいのが魅力です。
小型犬と暮らしたいと考えている方は、パピヨンを是非候補に入れてみてください。

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