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猫アレルギーだけど猫を飼いたい!!気をつけるべき生活のポイント

動物看護士
宮井 智美
[記事公開日] 2021-08-27 [最終更新日] 2021-08-27
猫を飼育しようとして、アレルギーの心配をされたことのある方は多いのではないでしょうか?
猫アレルギーを持つ方は、猫と生活するのは絶対に出来ない、というわけではありません。

もちろんアレルギーの度合いにもよりますが、アレルギーが経度な場合は生活環境に気を付ければ猫と暮らすことが出来る場合があります。

実は、筆者も猫アレルギー持ちですが子供のころから猫が近くにおり、現在は4匹の猫と生活しています。

今回は、実体験をもとに、猫アレルギーでも猫と生活する場合に気を付けるべき点や工夫する点などをお伝えしていきます。
[ 目次 ]
猫アレルギーだけど猫を飼いたい!!気をつけるべき生活のポイント

猫アレルギーの症状とは

アレルギーには様々な種類があり、植物や食べ物、動物や昆虫など、猫アレルギーもその一種です。

子供のころからアレルギー検査は可能ですが、成長とともに抗体価が上がるものもあるため大人になってから発覚することも少なくありません。

アレルギーの症状は様々で、鼻水や目のかゆみなど軽度なものから、皮膚炎や喘息様発作が出てしまうような重度なものまであります。

猫アレルギーは、猫の唾液中に含まれる「Fel d 1」というたんぱく質がアレルゲンとなっており、猫の毛づくろいなどの際に被毛や皮脂(フケ)に付着しアレルギーを引き起こします。

このアレルゲンは大気に舞うため、吸い込んでしまうとくしゃみや鼻水を引き起こしたり、喘息様発作を引き起こしたりしてしまうのです。
また、アレルゲンの付いた被毛が身体に付着してしまうことによって、アトピー性皮膚炎を引き起こすこともあります。

少しでも猫と一緒にいると喘息が出てしまう場合など、アレルギー症状が重度な場合には命にかかわる場合もあるため、猫と一緒に暮らすことは諦めた方が良いかもしれません。

もしすでに一緒に暮らしている猫がいる場合には、親戚や実家に預ける・里親を探すなど一緒には暮らせないけれども猫が幸せになる道を必ず探してあげてください。

今回はアレルギーが軽度な場合、もしくは医師から環境を整えることで猫と一緒に生活可能と診断された場合のみご参考にされてくださいね。

生活環境の注意点

では、猫アレルギーとの診断が出てしまった場合に、どのような生活環境を整えればよいのでしょうか?

まず大事になってくるものが、部屋の掃除です。

前述したとおり、猫アレルギーのアレルゲンは大気中に舞ってしまいますので、定期的な掃除が必要不可欠です。

床やソファーなど、猫が寝ていることが多い場所にはかなりの毛が付着しています。
そのため床やソファーなどは粘着テープなどを使用してしっかりと毛を取り除くようにしましょう。

抜け毛が多い猫の場合、粘着テープがすぐにいっぱいになり、何回も変えなければならないこともあるでしょう。
その場合、エチケットブラシが付いたタイプのローラーがおすすめです。
これは粘着テープを変える必要がなく、何度も使用することができ経済的です。かなりの量の毛も取ることが出来ます。

床掃除は出来れば水拭きをするようにしましょう。
猫の毛は非常に軽いので、掃除機をかけただけでは空気中に舞ってしまい余計にアレルギーを引き起こしてしまうこともあります。

水拭きをすれば空気中に舞うことも抑えられ、アレルゲンを吸ってしまうことを抑制する効果を得ることが出来るでしょう。

さらに、吸い込む空気を常に清潔なものにするために、空気清浄機を使用することをおすすめします。

最新の空気清浄機は空気を綺麗にしてくれるだけではなく、空間の除菌やアレルゲンの除去なども行えるものが多くなっていますので、猫アレルギーを持つ方にはぜひ取り入れてもらいたい家電の一つです。

アレルギーを引き起こしにくくなるだけではなく、猫を飼っていることによって漂う匂いを抑えてくれますので、まさに一石二鳥です。

また、猫と一緒に就寝したい気持ちはぐっと堪えて、寝室に猫を入れるのはやめましょう。

布団やベッドなどはどうしても猫の毛やフケが付着しやすく、就寝時にそれらのアレルゲンを吸い込むことによってアレルギー反応が強く出てしまう恐れがあります。

もちろんパジャマなどにも毛は付着しますので、布団への毛の付着をゼロにすることは難しいですが、布団クリーナーなどを使用しながら寝具は清潔に保つようにしましょう。

そしてこれは風邪やウイルス対策としても基本的事項ですが、猫を触ったら必ず手洗いを行ってください。

猫に触ってその手で目をこすったり鼻を触ったりした場合に、アレルゲンが体内に侵入し目の充血や鼻水など、アレルギー反応が起こる可能性があります。

猫自身を触っていなくても、掃除などをして猫の毛が手に付いている可能性がある場合にはしっかりと手洗いを行うようにしましょう。

猫アレルギーだけど猫を飼いたい!!気をつけるべき生活のポイント

猫のお手入れの工夫

さて、ここまでは生活環境の気を付ける点をお話ししてきました。次は、猫のお手入れでアレルギー対策になる工夫をお伝えします。

まず基本になるものが、猫の定期的なブラッシングです。

猫には年2回、春と秋に換毛期があり、特に冬毛が抜ける春に毛が多く抜けます。その時にしっかりとブラッシングを行い、抜け毛を除去しておくことがとても大事になるのです。

猫のブラッシングにはスリッカーと言うブラシが便利です。特に抜け毛に特化したスリッカー(ファーミネーター)もありますので、参考にしてみてください。

そして、長毛の猫ちゃんは、サマーカットを行うのもおすすめです。
どうしても長毛種は抜け毛が多く目立ちやすくなってしまいますので、バリカンで短く刈ってしまえば抜け毛自体が少なくなります。

また、猫は基本的にシャンプーは行う必要はありませんが、換毛期の時期のみシャンプーを行うのも有効です。

しかし猫はシャンプーを嫌うことが多いので、猫の性格と相談しながら少しずつ慣らしていってあげると良いでしょう。

そして最近では猫アレルギーの飼い主用に、キャットフードも販売されています。

これは猫がキャットフードを食べることによって、猫アレルギーのアレルゲンとなる「Fel d 1」の生成を抑制してくれるというものです。

市販でも販売されておりますので、一度効果のほどを試してみてはいかがでしょうか。

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