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寝不足?犬からのサインは?どうしたら眠れる?

ドックセラピスト
安藤夏子
[記事公開日]  [最終更新日]
ワンちゃんも人間と同じように寝不足になることがあります。
寝不足の時、ワンちゃんからのサインはあるのでしょうか?
ワンちゃんの睡眠についてのあれこれをお伝えします。
[ 目次 ]
寝不足?犬からのサインは?どうしたら眠れる?
あなたの愛犬は、一日に何時間くらい寝ていますか?
いつも寝ているようでも、質の悪い睡眠だと寝不足になっていることがあります。
人間の睡眠も量より質だったりします。ワンちゃんも同じです。
読み進めていくと、ワンちゃんの睡眠についての色々な事がわかります。
睡眠は健康のバロメーターにもなります。
愛犬の健康に導いてあげるお手伝いをさせて下さい。

寝不足のサイン①食欲が落ちる

日頃から小食の子はわかりづらいのですが、いつもは食欲旺盛なのにご飯になっても食いつきが悪かったり、食べるのに時間がかかったりします。
また、大好きなおやつを目の前にしても乗りが悪くあまり喜ばなくなります。
ただ、食欲は一概に睡眠不足とは言えず、体調不良や病気が原因の場合もあります。
1,2日様子をみて改善しないようでしたら、獣医師に診てもらうようにしましょう。

寝不足のサイン②体力の低下

散歩に出かけいつものコースなのに途中で疲れてしまい、帰りたがったりします。
家でおもちゃで遊んでも動きがスローだったり、自分から遊んで欲しいと催促しなくなります。
一日中同じ場所に横たわり、トイレくらいしか動かない場合もあります。
これもまた病気や体調不良のサインの場合あるので、見極めて上げましょう。
寝不足から体調不良を引き起こし下痢や嘔吐を繰り返す場合もあるので、気を付けて下さい。

寝不足のサイン③物音に敏感になる

寝ていても眠りが浅いことから、いつもなら気にも止めない少しの音にも敏感になり目を覚まします。
寝ていても直ぐに起きてしまいウロウロしたりする場合はストレスなどが原因の場合もあるので、ストレスの原因を取り除いてあげましょう。

寝不足のサイン④過度ないたずらが増える

人間も寝不足になるとイライラしたりしますよね。
情緒不安定になっているのかもしれません。
安心することができず、常に緊張した状態でいます。
いたずらとは思えない行動(問題行動)が目に付くようになります。
無駄吠えが増えたり、物を破壊するような行動が増えます。

寝姿でわかるレム睡眠とノンレム睡眠

ワンちゃんたちの寝ている時の寝姿で、どんな睡眠なのかを見極めるヒントになります。
レム睡眠(浅い眠り)の場合
・体を丸めて丸くなっている
 一般的ではありますが内臓を守るように寝ています。
 寒い時や緊張している時に見られる寝姿です。
・うつ伏せ
 この姿勢は寝ていても直ぐに起き上がれます。
 警戒心が強い時に見られる寝姿です。
ノンレム睡眠(深い眠り)の場合
・横向き
 とってもリラックスした状態です。
 足を大きく開いているようなら暑いのかもしれません。
・仰向け
 警戒心ゼロな無防備な寝姿です。
 急所であるお腹を見せて寝ているのはリラックスして安心しきっているという状態です。

寝不足?犬からのサインは?どうしたら眠れる?

犬の睡眠時間はどのくらい?

犬種や大きさなどでも違いますが、大まかにこのくらいの睡眠時間です。

仔犬(生後~1歳くらい):1日18~19時間程度
成犬(1~7歳くらい):1日12~15時間程度
シニア犬(8歳~):1日18~19時間程度必要

個体差はありますから、必ずこのくらいという訳ではありません。
またシニアになると体力も低下する上に、疲労回復に要する時間がかかるので、起きている時間がわずかになってきます。
逆に仔犬は回復が早く、起きている時はとても元気です。
成犬は警戒心も持つようになるので、寝ていても浅いレム睡眠の時が長くなります。

寝不足?犬からのサインは?どうしたら眠れる?

犬が寝不足になる原因

寝不足になる原因は環境の変化やストレスが原因の場合が良くあります。
引っ越しをしたりすると、新しい環境に慣れなく落ち着かなくなったりしますね。
ご家庭で赤ちゃんが産まれたりすると生活のリズムも赤ちゃん中心になったりしてしまいますね。
そんな環境の変化などで、お散歩の時間が短くなったりして運動量が減ったりするのも原因になります。
そしてストレスが少しずつかかり、ぐっすり眠れない状態になっていることが多々あります。

寝不足?犬からのサインは?どうしたら眠れる?

まとめ

あなたの愛犬は大丈夫ですか?
知らず知らずのうちに寝不足の状態になっていることもあるのですね。
寝不足が続くと、病気を引き起こすきっかけになってしまいます。
安心できる環境を整えてあげ、リラックスして眠らせて上げたいと飼い主さんは思うことでしょう。
日頃からワンちゃんの様子に目を向けて上げ、少しでもいつもと違うようならしっかりとケアしてあげましょう。

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