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愛猫はご飯タイムに満足していますか?キャットフードの与え方

ペット栄養管理士
伊藤 悦子
[記事公開日] 2021-03-22 [最終更新日] 2021-03-22
愛猫が健康で暮らせるよう、のキャットフードの基本的な選び方や与え方、食器選び、食事環境を見直します。狩りをする猫にぴったりの与え方も紹介します。
[ 目次 ]
愛猫はご飯タイムに満足していますか?キャットフードの与え方
今まで喜んで食べていたフード、ある日突然見向きもしなくなった、一口食べたらどこかに行ってしまった、そんな経験ありませんか?「猫はきまぐれだから仕方ない」本当にそうでしょうか?一度愛猫の食事タイムを見直してみましょう。

総合栄養食を選ぶ

まず大切なことは、猫のフードは「総合栄養食」を選ぶこと。総合栄養食とは「そのフードと新鮮な水があれば健康を保てる」ように作られた、バランスのとれたフードです。

市販のフードでは「一般食」と呼ばれるおかずのようなフードもあります。これだけでは猫に必要な栄養が十分摂れません。間違えて一般食を主食にしてしまうことがあるので、パッケージをよく確認してくださいね。もちろんときどきごほうびやおやつで、一般食を与えることに問題はありません。

ウエットタイプは、水をあまり飲まない猫にとって水分補給に役立ちます。嗜好性も高いため、ドライフードとウエットフードどちらも用意しておくと便利です。特に災害時、水が少ないときもウエットフードがあると安心です。

愛猫はご飯タイムに満足していますか?キャットフードの与え方

成長段階に合わせたフードを選ぶ

猫の成長段階に合わせたフードを選ぶことも大切です。急激に成長する子猫には、少量でカロリーが摂れて、消化しやすい子猫用のフードを与えます。

そのため大人の猫に子猫用を与えると、カロリー過多になり肥満のもとになるので気を付けましょう。特に避妊・去勢手術のあとは、肥満を防ぐことも大切です。

高齢になれば消化、吸収する力もだんだん弱くなるため、消化に良く効率よく栄養が摂れるフードを選びます。水分をあまり摂らなくなるため、ウエットフードを与えるのもおすすめです。食が細くなった高齢猫には、ほんの少し温めてあげると食いつきがよくなります。

量をきちんと量る

1日に与える量を把握していますか?猫にせがまれるままフードを与え、いったいどのくらい食べさせているのかわからない、ということもあります。パッケージに書かれた量をきちんとチェックして、1日に与える量を管理しましょう。

自分の猫が普通だと思っていたら「実は肥満だった」「実はやせすぎだった」ということも。動物病院でチェックしてもらうことも大切です。健康診断を兼ねて、体型を確認してもらったうえで、フードの量をアドバイスしてもらいましょう。

食器や食事環境をチェック

猫がソワソワしてご飯を食べない、一口食べてどこかに行ってしまう、前脚でフードをかき出している場合、食器や周囲の環境に問題があることも。ちょっと見直してみましょう。

・食器小さすぎませんか?
食器のフチがヒゲに当たることを嫌う猫は多くいます。フードをかき出すなど、食べづらそうでしたたら、浅めで少し大きめの食器に変えてみてください。

・高さのある食器にする。
浅いお皿を床に直接置いていませんか?下を向いて食事をするのは、猫にとって不自然な姿勢です。特に食べたあと、すぐに吐いてしまう猫は、食器の位置が低すぎることが原因である可能性もあります。頭から身体が水平になって食べられる、適度な高さになる食器を選んであげましょう。

・食器は陶器がおすすめ。
汚れが落ちやすく、清潔を保ちやすい陶器製の食器がおすすめです。ほどよい重さがあるので、猫が食べるたびにずれたりひっくり返ったりしないというメリットもあります。

プラスチックは安価ですが、細かい傷が付きやすく、細菌が繁殖しやすいためあまりおすすめできません。ステンレス製は軽すぎるせいか、猫はあまり好まないことが多いようです。

・食器は清潔?
食事のたびにきれいに洗っていますか?残ったフードの上に、新しいフードを継ぎ足していませんか?ドライフードは空気に触れると酸化して、品質がどんどん低下してしまいます。

不潔な食器は雑菌が繁殖しやすいため、猫ニキビの原因になるとも言われています。夏場は特に注意が必要です。こまめに洗って清潔を保ちましょう。

・食事の場所に問題あり?
猫ちゃんはトイレの近くで食事をすることを嫌うため、なるべく遠ざけてください。騒がしい場所や、他の猫や犬がそばにいるところも落ち着いて食べることができません。

猫は狩りをする動物です

猫はねずみや小鳥、昆虫などを狩っては食べる動物です。一度に大量に食べるのではなく、ちょこちょこと食べるスタイルが本来の食事方法。犬のように1日2回はやや不自然ということになります。

・1日数回に分けて与える
飼い主さんがいつも家にいる場合は、1日に4、5回ずつ分けて与えるといいでしょう。留守番の多い猫には、狩りの気分を味わいながら食べられるような工夫をすると、気持ちが満たされます。

・おもちゃを利用する
フードを入れられるおもちゃを部屋のあちこちに置いてみてください。前脚で触れるとフードが出てくる仕組みなら、退屈せず喜んで遊ぶはずです。

市販のものでもいいですが、ペットボトルでも作れます。洗ってしっかり乾かしたペットボトルに、フードが出てくる穴をあけます。中にフードを適量入れたらしっかりふたをしておいておくだけ。ころころ転がしながら、フードを食べることができます。外から残ったフードの量がわかるのも便利です。

あればあるだけ食べてしまう猫にも、おもちゃの利用はおすすめです。ただしドライフードに限定される遊びなので、ウエットフードではやらないでください。

注意したいのは、
・部屋に食べ残しのフードが落ちたままになる
・猫が気づかなかったおもちゃが放置されることがある
・部屋に落ちた糸くずなどを一緒に食べてしまうことがある

誤飲するようなものがないようにしっかり掃除することと、放置されたフードは虫が湧く原因にもなるので、こまめにチェックしてください。

・自動給餌器がおすすめ
「部屋の掃除やおもちゃは大変」という方、「夜中や明け方のお腹空いた攻撃」に悩んでいる方は、自動給餌器がおすすめです。時間設定をすれば、夜中にお腹がすいた猫も満足してくれるでしょう。

留守番中の猫に声をかけられるタイプの自動給餌器もあるので、留守がちな飼い主さんは利用してみてはいかがでしょうか。

食事にまつわる心配ごとがあったら

突然食べなくなった、逆に突然たくさん食べるようになった、やたらと吐く、という食事にまつわる心配事の陰には、なんらかの病気が隠れていることもあります。まずは動物病院を受診してください。

愛猫の健康を守れるのは飼い主さんだけ。猫がおいしく、そしてストレスなく食事ができるように心がけましょう。

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