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雨や雪でも楽しくお散歩を!犬用レインコートの活用法

愛玩動物飼養管理士
松尾猛之
[記事公開日] 2021-05-11 [最終更新日] 2021-05-11
雨の日、雪の日のお散歩で被毛が濡れないように着用するレインコート。シンプルなものから高機能なものまで、カラーやデザイン、素材も多種にわたるレインコートで楽しくお散歩するための、愛犬に合った選び方、使い方をご紹介いたします。
[ 目次 ]
雨や雪でも楽しくお散歩を!犬用レインコートの活用法
雨が降っても、雪が積もっていても、お散歩に出たい!という愛犬のために着用させたいレインコート。愛犬の被毛を雨水や泥ハネなどから守る屋外用のウエアで、形状やデザインも多彩に作られています。

しかし、なるべく毎日お散歩させてあげたいという飼い主の思いがあっても、ふだん着慣れないレインコートを嫌がる愛犬もいて、着せて歩かせるまでの苦労を経験する例も少なくないようです。

着せやすさ、素材、機能性、お手入れなど、レインコート選びのポイントはいろいろあります。
貴方の愛犬に合ったレインコートで、天気が悪くても快適なお散歩を一緒に楽しんでみませんか?

犬用レインコートの機能と特性

雨などの水分や泥ハネから体を守る衣服を総じてレインコート(レインウエア)と呼びますが、基本的な構造としては犬用レインコートも人間用と同じです。製品加工については、ポリエステルやナイロン素材の表面に、シリコンやポリウレタンといった「水をはじく樹脂」をコーティングする方法(撥水加工)と、生地の裏側まで水を通さない素材を使った方法(防水加工)の2つに大きく分けられ、これについても人間用との大きな違いはありません。

犬用レインコートの場合、着用の方法や生地を覆う範囲によって、さまざまなタイプがあります。
身体を雨水や泥ハネから守れる範囲の違いはもちろんですが、愛犬への着せやすさにも関係してくるため、製品を選ぶにあたっては最も考慮を要するポイントといえるでしょう。

両足履きのタイプであれば愛犬のほぼ全身をしっかり守れますが、4本の足すべてに袖を通さなければならない手間が生じるため、愛犬が着用をストレスに感じないかどうかの見きわめが必要となります。
一方で雨に濡れる範囲は大きくなるものの、前足だけを履かせるタイプや、ポンチョのように簡易的な着せ方ができるタイプもあり、天候やレインコートへの慣れ具合に応じての使い分けも有効となります。

雨や雪でも楽しくお散歩を!犬用レインコートの活用法

犬用レインコートの「よくあるお悩みと解決法」

◆サイズが合わない!

レインコートは素材の特性上、伸縮性のない生地で作られている製品も多くあります。試着できるお店で検討するのが理想ですが、ネット購入の場合には愛犬のヌードサイズを入念に測った上で号数を決めることが大事です。特に大型犬用のタイプでは号数ごとの目安幅が大きくなり、愛犬に合うものがなかなか見つからないという声もよく聞かれます。多少のゆとりが問題ないようであれば、薄手シャツなどの上から重ね着するなどの工夫も対応策となります。


◆着せた後、愛犬が固まっちゃって動かない!

普段の犬服に慣れていても、レインコートの異質な感覚に戸惑ってしまう愛犬もいます。苦労して4本の足に袖を通したのに、着せ終わったら1歩も動かず……という残念な話も実際によく聞きます。これも着用ストレスに当てはまる例ですが、サイズが微妙に合っていないことで四肢がスムーズに動かせないなどの違和感につながるため、この場合は前足だけ履かせるタイプや着脱が簡単なタイプを試してみるのも良いでしょう。


◆カサカサの音が気になっている?

レインコートの生地は製品によってさまざまであり、硬い生地などでは散歩中にカサカサという「擦れる音」がはっきり聞こえる場合もあります。愛犬はこの音を、飼い主よりも近い位置で耳にしていますので、愛犬の性格によってはカサカサの雑音が気になって、楽しいお散歩を嫌がってしまうこともあるようです。

はじめてのレインコートでお散歩する際には、愛犬の歩様や反応をよく観察しましょう。また、生地が擦れる音が聞こえない素材のレインコートも各メーカーで開発されていますので、音に敏感だったり神経質だったり、という愛犬にはオススメです。


◆お腹が覆われていないから、汚れてしまう!

実は両足履きタイプのレインコートでも、四肢の動きが制限されて窮屈な歩き方にならないよう、お腹まで生地を回さず、下部を開けた形で作られている製品があります。

雨の日のお散歩は、頭や背中を濡らさないように守れればと考えてしまいがちですが、飼い主からは見えにくい腹部の汚れにも気をつけなければなりません。腹部が汚れる主な原因は、水たまりを歩いた時などのハネ返りです。犬種や体格などにもよりますが、水たまりにバシャッと入ることでお腹の被毛が濡れたり汚れたり、ということはよくあります。また晴れていても、雨上がりの水たまりが残っていれば要注意ですし、雪道を歩く時にも同様のケアが必要です。


◆防水してくれるけど、蒸れが気になる……

我々人間もレインコートを着ている時、体の中に湿気がこもって蒸れるのが嫌だと感じることがあります。外からの水を通さないレインコートの着用中は、同時に内側の湿気も外に出ずこもったままという状態になるので、中では蒸れが生じてしまいます。

この着用中の不快感を解決するために、防水と透湿の両機能をあわせ持った素材の犬用レインコートも開発、発売されています。雨を防いで通気性も良く、より快適にお散歩ができるメリットにつながります。

やさしいお手入れが、長持ちの秘訣!

レインコートの撥水性、防水性は「加工」によって作られているので、お手入れを繰り返すことでその効果は徐々に落ちていきます。少しでも機能を損なわず長持ちさせられるよう、洗濯はなるべく素材・生地への刺激をかけない形で優しく行うのが良いでしょう。

なるべく手洗いで、擦ったり揉んだりせず押し洗いで、脱水機は使わずタオルで挟んで水気を取る、といったこまめなお手入れが、お手元のレインコートを長く活躍させることにつながります。また素材によっては洗濯後に当て布をしてアイロンがけすることで、撥水性が復活する場合もあります。

雨や雪でも楽しくお散歩を!犬用レインコートの活用法

最後に ~ 雨のお散歩をレインコートで楽しもう!

愛犬の健康管理とリフレッシュのために、飼い主とのお散歩はとても重要な日課となりますが、梅雨や秋の長雨、地域によっては雪の多い時期など、天候がすぐれない時にもなるべくいつも通り外に出てお散歩ができるように、そして帰宅後の愛犬のお手入れを少ない負担で行える意味でも、犬用レインコートは愛犬と飼い主の双方にとって助かるアイテムとなります。

機能性だけでなく、見た目にもカラフルな製品やキャラクターデザインの製品など、愛犬に着せてSNSにアップしたいと思うようなレインコートもたくさん売られています。お気に入りの1着を探して、何かと大変な雨のお散歩を、愛犬と一緒にぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

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