ウィズぺティウィズぺティ
初めての方へ会員登録ログイン買い物かご
健康ライブラリー > アタッチメントでワンちゃんの服従性を高めよう!

アタッチメントでワンちゃんの服従性を高めよう!

ドックセラピスト
安藤夏子
[記事公開日]  [最終更新日]
飼い主さんとワンちゃんとの上下関係が大切なの知っているけど、どうやってその関係を築いたらいいの?
アタッチメントとって何?
ワンちゃんリフレ(マッサージ)で服従性を高めましょう。
[ 目次 ]
アタッチメントでワンちゃんの服従性を高めよう!
ワンちゃんを飼う時に良く言われるのが「飼い主さんとの上下関係が大切」ということです。
恐らく皆さんも1度は聞いたことがあると思います。
でも実際にどのよう築いたらいいのかわかりませんよね。
また「アタッチメント」とは何なのでしょう。
ワンちゃんリフレで実際にワンちゃんに触れながら、可愛いワンちゃんの服従性を高める方法をご紹介します。

アタッチメントとはなに?

アタッチメントとは心理学用語で、「心理的な結びつき」という意味があります。
飼い主さんにワンちゃんとコミュニケーションを取りながら、自由に体を触らせることで、ワンちゃんの服従性を高めていくしつけの方法の一つです。
主従関係だけでなく、お互いの信頼関係も同時に築き上げれることが一番の特徴です。

アタッチメントはワンちゃんリフレの土台作り

ワンちゃんの体をくまなく触れることで、飼い主さんが主導権をとる「アタッチメント」は、「ワンちゃんリフレ」を行う土台作りになります。

ワンちゃんリフレはワンちゃんの健康維持・増進、心のリラクゼーションにとても有益と言われています。

しかし、体に触られることに慣れていなかったり、主従関係が築けていなかったりするワンちゃんは、マッサージを始めるとビックリしてしまい、リラックスどころではありません。

「ワンちゃんリフレ」を行う前の段階として、信頼関係をお互い確認するためにも「アタッチメント」がとても大切です。

アタッチメントでワンちゃんの服従性を高めよう!

効果的にアタッチメントの行い方

はじめは少しずつ体に触れられることに慣らすように行います。

もしもワンちゃんが嫌がる場所があれば、無理に行わずに徐々に慣らしていくことが大切です。

ただし、ワンちゃんが主導ではじめたり、終わらせたりしてはいけません。

服従性を高めることが目的のアタッチメントなので意味がなくなってしまいます。

もちろん飼い主さんの気分で、中途半端に終わらせたりするのもダメです。

途中で止められたりすると、ワンちゃんが体に触れられることを心地よくないと覚えてしまうのです。

一番大切なことは、飼い主さんとワンちゃんがリラックスした状態で行い、人間の手が気持ちよく安心できるものだということを理解させましょう。

お互いが気持ち良く楽しく行えば自然と気持ちが通じ合ってきます。

アタッチメントでワンちゃんの服従性を高めよう!

しつけは安全第一!

しつけは共に共存していく上でとても大切ですね。

そのしつけをする際に留意したいことは「飼い主さんの安全」です。

今までワンちゃんの好きなように自由にさせていたのに、急に飼い主さんが思い立ち「しっかりしつけしないと!」といきなり始めると、ワンちゃんが混乱してしまいます。
そして、驚いたり、抵抗しようとして「ガブッ!」と飼い主さんを噛んでしまうこともあります。

しつけには根気も大切ですが、手に負えないようでしたらプロに相談することをおすすめします。

しつけで大切なのは、家族全員で取り組むことです。

全員が同じ認識のもと協力し合うことで、ワンちゃんが混乱することも避けられます。

結果飼い主さんの安全も守られますね。

ワンちゃんとの接し方の注意点

基本的には体罰をしないことです。

ワンちゃんを叩いて言うことを聞かせようという考え方は捨てましょう。

ワンちゃんは人間よりも目線が低い位置で生活をしています。

ですから、上から物が落ちてくる、あるいは手が出てくると敏感に反応します。

ですから人間の手が、自分に体罰を加える怖いものだと思ってしまうと、「手=嫌い」になってしまいます。

すると「可愛い!」と言って手を出したときに「ガブッ!」とかみついてしまったりします。

アタッチメントで「手=優しいもの」と覚えさせることは大切だということが理解できますね。

アタッチメントでワンちゃんの服従性を高めよう!

カーミングシグナルに気づいて!

カーミングシグナルとは動物のボディランゲージのことです。

何か良くないことが起こることを防ぐために、犬同士だけでなく、人間に対してもシグナルを発しています。

ストレスや不安を感じたときに、自分を落ち着かせようとする時などに発します。
不安、恐怖心、不快な刺激、犬や人間からの威嚇などに対して、自分は敵意を持っていない事を示して、友好的に接するための会話手段です。

ワンちゃんをよく観察して、1つでもこのサインを理解できたら、ワンちゃんとの対話が充実して、気持ちが通じ合うことができますね。

アタッチメントでワンちゃんの服従性を高めよう!

まとめ

今回は心理学をふまえてお話しました。

ワンちゃんとの信頼関係を築くということは、お互いが心地よく暮らせるということです。

ワンちゃんに触れると、ワンちゃんだけでなく人間の心も癒されます。

家族の一員になったワンちゃんには、正しい服従関係の中で、穏やかで優しい触れ合いを感じながら暮らして欲しいと思います。

ページ先頭へ