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犬に手作り食を与えると病気になる!?栄養バランスの重要性とは

犬の食事療法インストラクター師範
竹内 惠
[記事公開日] 2019-12-24 [最終更新日] 2019-12-24
近年犬に手作り食を与える人が多くなってきましたが、自己流で作った食事はバランスが悪い場合があり、その食事を与え続けた結果「クル病」になる犬が増えてきているというデータがあります。
また、食事さえ良いものを与えていればいいという飼い主も多く、運動させず日光にも当てないために病気になりやすい犬が増えてきていることが問題視されています。
犬に手作り食を与えると病気になる!?栄養バランスの重要性とは
最近では、「犬は家族」だと考える方が多く、1日でも健康に長生きしてもらえるように、犬に与える餌をこだわって選んだり、手作り食を与える方も増えてきました。しかし一方で、栄養バランスを無視した手作り食を与える方もいらっしゃって、手作り食を与えることがかえって身体に悪い影響を及ぼしているという現状があります。
そこで今回は、栄養バランスの悪い食事を与えるとどうなるのか、食事だけ気を付けていればいいのかなど、愛犬に食事を与える際に飼い主が注意すべき点をお伝えします。

犬に手作り食を与えるメリットとデメリット

あなたは、愛犬にどのような食事を与えていますか?ドッグフードでしょうか?それとも手作り食ですか?もしかしたら、今はドッグフードだけど、手作り食を与えてみたいと思っているという方もいらっしゃるでしょう。

犬に手作り食を与えることが、一番いいと思われているイメージがあるかもしれませんが、実は一概にはそうとは言えません。手作り食を与える場合、メリットももちろんありますがデメリットもあるからです。

犬に手作り食を与える場合のメリットは、
*材料が明確なので安心安全な食事を与えられる
*アレルギーがある場合、それを除去した食事が与えられる
*愛犬が喜ぶ
などが挙げられます。

一方、デメリットとしては
*栄養バランスが崩れることがある
*カロリーがわかりにくい(餌食量に影響する)
*毎日作るのは面倒である

などが挙げられます。このうち、一番問題視すべきデメリットが栄養バランスが崩れるという点についてです。

栄養バランスの取れた食事とはどのようなものか?

では、栄養バランスの取れた食事っていったいどういうものなのでしょうか?
そこでまず、犬に必要な栄養素をご紹介しましょう。
・タンパク質(アミノ酸)
・ビタミン
・炭水化物(食物繊維)
・ミネラル
・脂肪(脂肪酸)
の5大要素が必要だとされています。いかがですか?これらの栄養素をご覧になって、ぱっと思い浮かぶ食材はありますか?たんぱく質や炭水化物、ビタミンなどは何となくイメージが掴みやすいので、「これを与えれば良いのかな」というものがあるでしょう。
しかし、ミネラルや脂肪酸に関しては何を与えれば良いのかちょっとわからないという方もおられるのではないでしょうか?

これら、犬に必要な栄養素をバランスよく含んでおり、手軽に与えられるのがドッグフードです。手作り食を与えるにあたり、どんな食材にどんな栄養素が含まれているのか、また1日どれくらい必要なのか、その食材は犬に与えて良いのかどうかなど、勉強できる方はもちろん構いませんが、そうでない場合は手作り食にこだわらずに、良質なドッグフードを与えるほうが実は身体のためには良いのです。

犬もクル病になるって本当!?病気の詳細と対策とは?

手作り食を独学で与えているために、栄養バランスの取れた食事ができずクル病になってしまう犬が最近増えているのをご存じでしょうか?クル病とは、ビタミンD欠乏や代謝異常により生じる骨の石灰化障害のことで、背骨が曲がってしまったり筋力が低下してしまうという症状が現れます。

クル病になってしまった場合は、主にカルシウム剤やビタミン剤の投与で不足している栄養素を補いながら経過観察を行うという治療が施されますが、治療後はバランスの取れた食事と毎日の運動を行うことが必須です。

本来この病気は、1~3か月の子犬に多く見られる病気なのですが、最近では成犬でもクル病を発症することがあり、問題となっています。

クル病にならないようにするには、バランスの取れた食事と運動です。さらに、ビタミンDを合成するには日光が不可欠ですので、お散歩で日光浴を行う、散歩ができない日も室内でしっかり日光浴をさせることが予防に繋がります。

愛犬を長生きさせるには食事だけでなく〇〇も必要!

上記でも述べた通り、愛犬を健康で長生きさせるには食事だけ気をつければ良いわけではないことが、お分かりいただけたと思います。

どれだけ良いものを食べさせても、それが体内に吸収されなければ意味がありませんし、栄養素として働いてくれなければ、食事をしているのに栄養失調を起こしてしまうという事態になりかねません。

人も犬も、バランスの取れた食事と適度な運動が長生きの秘訣なんですね。

犬が病気にならないために飼い主ができることとは

犬が病気にならないためには、病気にならない丈夫な身体づくりが不可欠です。
犬は、一人で食事や散歩ができませんから、愛犬の身体づくりは飼い主様にしかできない重要な責務です。

そのためには、必要な栄養素がしっかり含まれている食事を与えることと、年間を通して日光に当たること、散歩や運動をしっかり行い、免疫力を高めることしか方法がありません。

手作り食を与えるのに栄養バランスについて不安がある方は、良質なドッグフードを愛犬に選んであげましょう。ドッグフードを選ぶポイントとしては、
*できるだけ無添加のものを選ぶ
*良質なタンパク質を多く含むフードを選ぶ
*食材を多く使用しているフードを選ぶ(ビタミンやミネラルなど、薬品ではなく食材から摂取する)
などに注意して選んであげてください。

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