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猫のサマーカット。どのようなカット方法がある?利点も解説!

動物看護士
宮井智美 
[記事公開日] 2019-05-09 [最終更新日] 2020-06-05
猫のサマーカット。別名ライオンカットなどと呼ばれるトリミングされた猫を見たことがあるでしょうか?サマーカットは見た目の可愛さのみでなく、機能面でも大事な役割を持っているのです。この記事では、猫のサマーカットの方法とその利点についてまとめました。
猫のサマーカット。どのようなカット方法がある?利点も解説!

サマーカットを行う猫の種類

猫には短毛種と長毛種が存在します。短毛種はアビシニアンやロシアンブルー、アメリカンショートヘアーなどがおり、毛が短いのでお手入れがしやすく飼いやすい猫種です。長毛種はペルシャやメインクーンに代表され、おっとりして穏やかな性格の持ち主です。
長毛種は毛が長い猫種になるため、日常的にブラッシングなどのお手入れが必要になります。しかし定期的にケアをしていても抜け毛や毛玉に悩まされている方も多いでしょう。
サマーカットは短毛種でも行うことは出来ますが、圧倒的に多く行う種類は長毛種です。
短毛種と長毛種の間のセミロングの毛を持つ猫もいますが、セミロングの猫も首周りやお尻周りなどをカットしてサマーカットすることがあります。
短毛種でも皮膚病の時や抜け毛が気になるときにサマーカットを行うことがあるようです。

猫のサマーカット。どのようなカット方法がある?利点も解説!

サマーカットを行う利点・欠点

サマーカットを行う最大の利点は抜け毛が少なくなることです。換毛期である春や秋に行うことによって、顔周りや足先に多少の毛は残りますが、ブラッシングをする範囲が大きく縮小するためお手入れがしやすくなります。そして抜け毛が減ることによって毛が絡まることが少なくなり、毛玉も出来にくくなります。毛玉が無いと皮膚の通気性が良くなるため、皮膚病などにかかる可能性も減少します。
さらにサマーカットを行う利点として熱中症の予防が挙げられます。長毛の猫は毛が密に生えているため湿気がこもりがちになってしまい、真夏の暑い時期などは熱中症のリスクが高くなってしまうのです。しかしサマーカットを行うことによって湿気がこもることもなくなり、涼しく快適に夏を過ごすことが出来るでしょう。
しかし逆にサマーカットを行う欠点として、涼しくなりすぎてしまう点が挙げられます。そのためサマーカットをした際は部屋の冷房を弱くして調節したり、洋服を着せたりして体調を崩すことの無いよう工夫してあげましょう。
また、サマーカットを行う際はトリミングサロンや動物病院で行いますが、神経質な猫にとってはストレスがかかる可能性があります。猫の性格をしっかりと理解し、無理のない範囲で行ってあげると良いでしょう。

猫のサマーカット。どのようなカット方法がある?利点も解説!

サマーカットの種類

猫のサマーカットにはいくつかの種類がありますが、なかでも代表的なものがライオンカットです。
ライオンカットは顔周りと尾の先端の毛を残しながら整え、足先は長靴を履いているように丸く揃えたカットです。顔周りと尾の先の毛が残ることで、同じネコ科のライオンのように見えることからその名が付けられました。お尻周りの毛もすっきりとカットするため、排泄の後に汚れやすい肛門周りや陰部の周りも清潔に保つことが出来ます。見た目も可愛らしく、サマーカットの中では一番人気のカット方法です。
また、足や尾の先の毛を残すことなく全てカットする全身カットもサマーカットの一つとして挙げられます。顔周りの毛なども残ることがないため、お手入れをする必要がなく清潔を保つことの出来るカットです。主に皮膚病の既往歴がある猫や、毛玉が出来やすい猫で行うことが多いようです。
猫のサマーカットは皮膚が見える程度にツルツルにカットすることが多いですが、皮膚の露出に抵抗がある場合は部分カットという形でサマーカットする方もいます。
顔周りや腹部、お尻周りなど毛がもつれやすく毛玉が出来やすい場所をカットもしくはすきバサミで軽くする事によってお手入れがしやすい状態になります。

サマーカットのやり方

猫のサマーカットはカットと名がついていますが、大部分はハサミではなくバリカンで短くしていきます。ハサミは顔周りの毛や足の先を丸く整える際に使用します。
まずトリミング台など少し高さがあるところに猫を乗せ、背中の部分から毛を刈っていきます。さらに首周り、お腹の部分、尻尾を刈っていくのですが、その際はバンザイをした格好が安全に刈ることが出来るため、2人以上で進めていくと良いでしょう。
毛を刈る際、耳の後ろや脇、内股の部分は皮膚が薄く、さらに刈りにくい部分のため皮膚をバリカンで巻き込んで切ってしまう事故が多発しています。十分注意して刈っていきましょう。
最後に首周りと足先を丸くハサミで整えて完成です。毛量を多く残しライオンのようにしたり、逆にすっきりさせたりと好みによってカットの仕方を変えていきます。
サマーカットは自宅で行うことも出来ますが、トリミングサロンや動物病院でも可能です。しかし毛玉があまりにも多かったり、猫が神経質だったりと、場合によっては断られてしまうこともあるようなので、カットするからと言ってお手入れを全くせずに毛玉だらけの状態にならないように十分注意しましょう。動物病院では猫の性格によっては軽く麻酔をかけておこなうこともあります。その際は麻酔をかけるための血液検査等が必要になりますので、通常のサマーカットよりも費用は高くなるでしょう。
サマーカットを行うと、完全に毛が生えそろうまでには半年~1年近くかかります。サマーカットを行う利点・欠点をしっかりと理解をして、その猫に合ったカットを施してあげましょう。

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