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猫ちゃんに異変?様子がおかしいと思ったら(2部構成その1)

動物看護士
玉城義丈
[記事公開日]  [最終更新日]
 前回は『様子がおかしい??』『排泄がいつもと違う』についてご紹介させて頂きましたが、今回は、『呼吸』『顔周り』『毛のつや』『その他の観察ポイント』についての病気の早期発見に繋がる仕草や観察のポイントをご紹介したいと思います。
[ 目次 ]
    猫ちゃんに異変?様子がおかしいと思ったら(2部構成その1)

    呼吸の仕方がしんどそう


    呼吸の異常は大きく分けて1.『咳、くしゃみ』2.『鼻水』に分けられます。
    『咳、くしゃみ』
    ハウスダストや花粉、又刺激物によって咳やくしゃみの症状が出ることがあります。この場合は原因物質の除去により症状が改善されます。また、風邪によってもこの症状が見られますが、猫の風邪は悪化すると命の危険性があります。稀にフィラリア症によって咳やくしゃみ等の症状が出ることもありますので注意が必要です。
    『鼻水』
    猫の鼻水も楽観視できません。風邪の症状によるものが多いですが、症状が酷くなると鼻を切開しなくてはならない場合もあります。感染症や、副鼻腔炎も考えられ、悪臭や食欲不振の原因にもなります。

    顔周りに異変!?
    猫はきれい好きで知られていますが、飼い主による整容も必要です。顔周りの異変として3.『口腔内の異常』4.『目の異常』5.『耳の異常』が挙げられます。これらは早期治療が重要であり、猫自身の生涯生活の質に関わる事です。
    『口腔内の異常』
    口腔内の異常には、歯が抜けることや歯茎からの出血、口臭や異常なよだれが挙げられます。猫も歯磨きが重要です。歯石や歯肉炎、口内炎等を起こす原因になります。進行が進むと歯周病となり、歯が抜けてしまいます。それだけでなく、顎の骨が炎症を起こして膿がたまるようになり、皮膚を突き破って出てくる事にも繋がります。口腔ケアの怠りは、口臭が強くなることになり次第によだれが垂れるようになってきます。口腔ケアをしっかりと行っていてもよだれが出ている場合、毒物を食してしまったことが原因になっている可能性も考えられます。稀にではありますが、定期的な病院通いに車を使用した際の、車酔いが原因でよだれが出ることもあります。
    『目の異常』
    猫自身が前肢で頭を撫でている行為はよく見かけられます。しかし、異常にその行為が見られるようであれば注意して目を観察してみましょう。痒みや痛み、涙などで違和感があるのかもしれません。その場合、早期治療を行う必要があります。結膜炎、角膜炎、眼瞼炎、眼瞼内反症、感染症、アレルギーを起こしている可能性があります。その場合、目を掻けば掻く程、症状の悪化を早めてしまいます。どうしても目を擦る行為が止まらない場合、エリザベスカラーを付けるとよいでしょう。また、目が白濁している場合は白内障、緑内障を疑いましょう。どちらにせよ早期の治療を要し、手遅れになってしまうと失明してしまいます。
    『耳の異常』
    後ろ肢で耳を掻く行為もよく見かけられますが、この場合もよくこの行為が見かけられたら注意して観察してみましょう。外耳炎や中耳炎、耳かいせん症を起こしている可能性があります。猫の耳の構造は複雑なため、耳垢がたまりやすく、炎症が起きやすい状況になってしまいます。日ごろからの耳掃除の習慣を心掛けましょう。耳を触った際に痛がる素振りを見せると要注意です。耳血種や耳介の扁平上皮癌が疑われます。至急病院へ行きましょう。

    毛のつやが悪い?


    猫は身体の不調が毛のつやに影響してきます。グルーミング不足によっても、つやが悪くなりますが、胃腸炎や寄生虫症、皮膚炎などが影響していることもあります。グルーミングは清潔保持だけでなく、皮膚病などの病気の予防や、異変の早期発見にも繋がりますので、こまめにグルーミングするよう心がけましょう。ふけが見られる主な原因は皮膚炎です。皮膚炎の原因は様々なため、病院へ行くようにしましょう。また、脱毛や皮膚の弾力性がない場合は要注意です。皮膚感染症や、胃腸炎、腎疾患、膵炎、脱水、皮膚無力症等、様々な原因が考えられる為病院受診をお勧めします。

    その他の観察ポイント


    ・猫がおしりを地面にこすりつけるといったように、かゆそうなそぶりを見せることがあります。その場合は肛門のう炎や寄生虫症、を疑いましょう。また、外傷がないかも確認が必要です。外傷の場合、傷口からの炎症が悪化し、他の病気を誘発してしまう危険性があります。
    ・じっとうずくまるといったような活気がない場合も注意深く観察しましょう。猫は気温が下がると、身体を丸めてうずくまることがよく見かけられます。そういった場合は温度調節により解決できますが、そうでない場合は病気の疑いがあります。

    まとめ


    猫は我慢強い動物です。弱っている姿や患部を隠す傾向にある為気づきが遅れる傾向にありますが、よく観察することで病気の発見をすることが出来ます。私自身も猫を飼っており、生活するにあたっての大切な存在であり、こころを癒してくれる大きな存在です。だからこそ、私たちも愛する猫の病気のサインにいち早く気づき、互いの快適な生活を送ることが出来るよう願っております。


    ※補足※
    執筆者名:yoshiku
    執筆プロフィール
    福祉業界に約10年間携わる。
    幼児教育から高齢者支援の仕事やボランティア活動を中心に活動している。
    介護業務では約7年の現場実績を持つ。
    相談員業務や介護計画書作成に役立てるべく、心理カウンセラー資格を取得する。
    趣味で動物看護士資格を取得し、大好きな猫にとっての快適な情報を多くの方と共有したく、ホームページ☆うちのお猫様にこちゃこの毎日☆を製作している。
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