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老化だけが原因じゃない!愛猫を脅かす「変形性関節症」とは?

キャットケアスペシャリスト
古川諭香
[記事公開日]  [最終更新日]
犬の関節疾患は意識的に注意されることも多いものですが、猫の関節疾患には目が向けられる機会が少ないのが現状です。
猫は運動能力が高いため、関節疾患にかかりにくいのではないかと思われることも多いものですが、実は違います。
そこで今回は猫がかかりやすい「変形性関節疾患」の原因や治療法を詳しく解説いたします。
[ 目次 ]
    老化だけが原因じゃない!愛猫を脅かす「変形性関節症」とは?

    「変形性関節症」とは?


    猫がかかりやすい関節疾患としてあげられるのが、「変形性関節症」です。
    この病気は関節の軟骨が硬くなったり、石灰化したりすることで起こります。
    痛みを伴い、慢性化しやすいのも特徴です。
    発症場所としては股関節に現れることが最も多く、膝関節や肘関節などに見られることもあります。

    変形性関節症は12歳以上の老猫が発症しやすいとされていますが、子猫や成長期の猫もかかります。
    また、この病気は犬の発症例が多いため、犬がかかりやすいものだと思われがちですが、猫も発症する可能性が高いということを頭に入れておきましょう。

    原因は?


    変形性関節症は加齢だけでなく、肥満が原因になることも多いものです。
    肥満体型になると、関節にかかる負担が増えるため、病気が引き起こされやすくなります。
    また、運動不足により、筋肉が衰えて関節を支えられなくなることも発症の原因だといわれています。

    主な症状は?


    変形性関節症になると、猫の運動量が減ります。
    お気に入りのおもちゃで遊ばなくなったり、ジャンプできる高さが低くなったりしたときは要注意。
    関節の痛みを我慢しているサインかもしれません。
    そして、伸びや毛づくろいの頻度が減ったり、体を触られると嫌がる素振りを見せるようにもなったりします。

    猫の変形性関節症は発見が難しい…


    猫は犬よりも1日の中での睡眠時間が長く、おうちの中でまったりと過ごしていることも多い動物です。
    そのため、運動量が少なくても、飼い主さんが病気だと考えにくく、病気を見逃してしまう可能性があります。

    また、猫は多少の痛みを感じても我慢をしてしまうため、早期発見が難しいという問題点もあるのです。
    こうした問題があるため、猫の関節疾患はあまり注目されませんが、実は犬と同じように気に掛ける必要があるということを理解しておきましょう。

    治療法は?


    治療を行うにはまず、飼い猫の関節の状態を知るためにレントゲンを撮ってもらいましょう。
    その上で、薬やサプリメントを使用して症状をコントロールしたり、鎮静剤で痛みを取り除いてあげる必要があります。
    猫の中には薬を飲んだフリをしてしまう子もいるので、そうした場合はカプセルを処方してもらいましょう、
    カプセルなら中身をフードにかけて食べさせることができるので、楽に投薬が行えます。
    嫌がる場合はウェットフードや茹でたササミなどをトッピングしてあげると、食べてくれやすくなるでしょう。

    予防法は?


    飼い猫の関節を健康的に維持していくには日頃からしっかりと食事管理を行い、適正体重を保ったり、運動によって丈夫な筋肉を作ったりしていきましょう。
    運動をさせるときはフローリングで滑ってしまわないよう、ラグを敷いたり、肉球の間に生えている被毛をカットすることも重要です。
    そして、内側から体をサポートしていきたい場合はペット用の「グルコサミン」や「コンドロイチン」といったサプリメントを使っていくのもよいでしょう。
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