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子猫を家族として迎える時に気をつけることは?

猫健康管理士
居山優子
[記事公開日]  [最終更新日]
春は環境の変化が多くなる季節です。その中で新しく家族を迎える、という方も少なくないと思います。
この記事では、新しく子猫を迎える場合、飼い主も子猫も互いに安心して暮らせるように最低限、知っておくべきことを紹介します。
[ 目次 ]
    子猫を家族として迎える時に気をつけることは?

    春は子猫の季節?


    一般的に猫の妊娠期間は2ヶ月ほどと言われています。そして雄の発情期のピークの時期はだいたい春頃です。妊娠した雌猫は一度の出産で3~5匹の子猫を生みます。
    これらの理由で春は子猫の季節と言われるのです。みなさんもこの季節、外からあまり可愛くない猫の鳴き声が聞えることはありませんか?それは雌猫が雄猫を呼んでいる、発情期独特の鳴き声です。そして今度はそれに雄猫が応えて鳴いて、互いに鳴き声を頼りに出会うのです。(逆の説もあります)

    どこから仔猫を迎え入れる?


    最初に浮かぶのはペットショップでしょう。また動物愛護センター、インターネットの里親募集サイト、愛護団体主催の譲渡会、最近では保護猫カフェで譲渡活動もしていて、そこから迎える方も増えてきました。どこが良い、悪いという事はありません。いろんな所へ足を運び、実際に触れ合い、運命の子と出会ってください。ただ生後49日(56日)を経過しない犬猫の取引は違法行為になると動物愛護法にあります。幼すぎる頃から親と引き離すと社会性が学べず、また子猫が分離不安等になる可能性もあります。

    準備しておくこと、準備しておくものは?


    準備しておくことで大切なことは、その猫を知っておくことです。食べていたフードの種類、小食なのか大食いなのか、大人しいのか活発なのか等、細かい情報までお店の人、センターの人、責任者の方などに子猫の状態を確認しておきましょう。猫種や毛柄である程度の習性や性格も決まっていると言いますが、やはり個体差はあります。準備物としてはケージ(隙間が大きいと抜け出ることもできるので注意)、子猫用のフード、食器(水とフード用で2つ)、トイレ、毛布(ベッド)、爪とぎは最低限、必要です。

    さぁ、子猫が家にやってきた!


    新しい家にやってきてすぐに興奮して走り出す子、怖がってしまってクローゼットや押し入れに籠城してしまう子、それぞれだと思います。またハンストをおこす子もいるでしょう。迎え入れる前に教えてもらった情報を元に、焦らずにその子のペースに合わせてゆっくりと仲良くなってください。接するときは、できるだけ子猫と視線と同じにしてください。上からだと威圧的になってしまい、怖がってしまいます。そしてとにかく子猫時代は短いです。たくさんの写真を撮って思い出をたくさん残しましょう。

    慣れてくれるまでの期間は?先住猫がいるときは?


    すぐに慣れてしまう子もいれば、1年たってもまだよそよそしい子、期間は個体差により千差万別です。たとえ慣れなくても「きっと大丈夫」とどっしりと構えていてください。早く慣れて欲しいという焦る気持ちは伝わります。そうすると余計に時間がかかります。先住猫がいる場合は、なんでも先住猫を最優先にしてください。どうしても新しい子猫に気持ちが向いてしまいますが、先住猫にしたら自分の縄張りに変な奴が来た!といろんな面で落ち着きません。そしてすぐには対面させないことが大事です。
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